AWSについて

AWSについて

AWSとはAmazon Web Servisesの略で、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。   代表的なものとしてAmazon EC2(仮想サーバ)、Amazon S3(クラウドストレージ)、Amazon RDS(データベース)などがあります。

AWSを使うメリット

クラウドコンピューティングを利用するメリットは別記事に載せましたが、それ以外にも自社でサーバを購入し管理するオンプレミスという方法もあります(元々はこちらがメインだったが、サブスクリプション型ビジネスの浸透に伴いクラウド型が浸透してきている印象)。

ひとまずここでシステムやサービスの導入・運用を検討する上でのクラウドコンピューティングとそれ以外を比較してみます。

オンプレミス クラウド レンタル
初期費用 サーバ購入費用がかかる 特にかからない 多少発生する場合がある
ランニングコスト 電気代やサーバ設置料金 期間に伴う使用料 主に月額費用
開始までの期間 数週間〜数ヶ月 数分 数分〜数日
カスタマイズ 可能 不可 不可
セキュリティ ネットワークを隔離して構築すると強固 サービスの用意した仕組みに準拠する ネットワークやデータ領域が他と共用になることがある
スペックの変更 自分で購入して拡張できる場合がある 可能 可能(サーバ移行が必要な場合あり)
システム連携 回線を用意することで設定可能 オプションで対応可能な場合あり 不可
障害対応 自分で復旧か業者委託 サービスの用意した仕組みに準拠する サービスの用意した仕組みに準拠する

一般的に、「必要なリソースが変動しない場合 = 拡大期を終え運用のみとなったサービス」や「特殊なデバイスを利用したい場合」、「セキュリティのためにクラウドコンピューティングを利用できない場合」はオンプレミスを、それ以外の場合には、クラウドコンピューティングを利用することが多くなってきています。